本プロジェクトでは、株式会社久原本家食品・北海道工場の新築工事におけるコストの最適化の実現を支援しました。
プロジェクトの課題
「椒房庵」や「茅乃舎」などの人気食品ブランドを展開する久原本家グループは、「からし明太子」ブランド「椒房庵」の原料で北海道産の良質なスケトウダラの卵を長年使用しています。その感謝の想いを形にすべく、北海道での新工場建設を構想されていました。
しかし、プロジェクト期間中の世界情勢によって景気が不透明になり、当初予定していた予算を縮減する必要がありました。それにより、プロジェクトの規模の大幅な見直しが発生したため、久原本家食品は建築のコスト面で難題を抱えており、インデックスにはコストの縮減と適正化が求められました。
インデックスコンサルティングが実現したこと
入札戦略を立案し、査定交渉などによるコストの適正化を図り、生産設備をはじめとする機能性を落とすことなくクライアントの要望を実現し、またプロジェクト全体にかかるコストを縮減しました。
久原本家グループでは、「北海道アイ」という新会社を立ち上げ、北海道発の新ブランド商品を企画し、研究開発機能を兼ね備えた本工場で、2022年６月より生産を開始しています。
DETAILSプロジェクト概要
| プロジェクト名 | 久原本家北海道工場建設プロジェクト |
|---|---|
| 事業主 | 株式会社久原本家食品 |
| 所在地 | 北海道恵庭市 |
| 用途 | 事務所・工場 |
| 規模・構造 | 敷地面積60,028.48㎡、延床面積5,984.39㎡、建築面積6,008.69㎡、鉄骨造（一部RC）、平屋 |
| 設計者/施工者 | 清水建設株式会社 |
| 期間 | 2021年5月10日～2022年5月31日 |
EXPERT担当コンサルタント
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藤田 達哉
インデックス コンサルティング 部長
ゼネコンの設計部を経て入社。生産施設やオフィスだけでなく、大規模学生寮や木造を取り入れた環境配慮型教育施設、免震構造の最先端研究施設等、プロジェクトマネージャーとして多数の実績を抱える。クライアントの立場に立ち、建物の利用者の意見を多くプロジェクトに反映することを信条としています。
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